野良猫によるふん害を近所に知られずに解決した3つの対策!
新居に引っ越して早々、野良猫のふん害に悩まされるとは思いもしませんでした。
下見ではまったく想定していなかったことです。
初めての戸建て購入だったので、発想がありませんでした。
今から約9年前のことですが、当時は怒り心頭。対処法がわからないからずっと苦しい思いをしたのを覚えています。
リビングから庭を見ていると、知らない野良猫が前をとおり、過ぎ去った後見てみると、そこにはお土産が・・・
残しておくとまたすぐに違う野良猫がやってきて近くに残していくという悪循環。
放っておけばどんどん増えるばかりで、被害を受けた人にしかこの辛さはわかりません。
ときに、お腹のゆるい野良猫がしていくフンは、ビチャビチャで、強烈な悪臭に耐えながら、外の流しで敷き砂利を洗うということを何度もしました。
近くで放し飼いをしているお家があるんでしょう。まぁ察しはついてますが;
この手の悩みをあとからよく聞くことになりました。
とはいえ、責任もって飼っている飼い主さんもいる。猫ちゃん好きも多いのは確かです。
野良猫が悪いということでもない。
なんて、そのときは怒りと苦痛は収まらないのですが、ここは解決に向けて中立的になって対策をたてていこうと思いました。
結果、1年かかりましたが、いろいろ試行錯誤を重ねたことで、野良猫によるフン害は収束したのです。
何も効果がでないものもありましたが、有効だったものを順番にまとめたいと思います。
超音波の装置を通り道に置く
野良猫対策に有効なものとして超音波装置がいいというのを知り、即購入。
いつもフンをする場所に行く前の通り道に設置。
近所に知られないよう、通り沿いではなく、隣の家と隣接するほうの庭に設置したところ、効果がありました。
盛りの時期だったので、メス猫にオス猫が追いかけながら庭に入ってきたとき、そのうちの一匹が超音波に反応し、ニャー!という声とともに一目散に去っていったのです。
メーカーによっては、超音波が弱く効果がないものもあるようですが、購入したものは人が試してみても、顔をそむけるぐらいの音がでます。
キーンていう生活音ではまず聞かないような高音域の音です。
猫のシルエットをした薄緑の装置です。
注意:経験上、設置場所を学習するので、不定期で使用しました(効果ありです)
まぁ、猫は足の裏が敏感で、足場が悪いところは通らないので、これを敷いてしまうのも手です。
排泄の定位置に焼酎の4リットルボトルを置く
いつも外壁のふもと、コーナー付近にフン害がありました。なのでその場所にできないように焼酎の4リットルボトルに水を満タンになるまで入れ、それを2本置きました。
するとその日からしなくなりました。
ボトルの前をうろうろしているところを見かけましたが、ボトルの光が反射するのか、ボトルの近くにもしようとしません。
ただ、しばらく、新しい場所にするようになってしまいました。
ああ駄目かぁーと思ってまた数ヶ月にわたって様子を見ていましたが、あきらかに回数は減ってきていたので、このやり方で継続することに。
ボトルの位置は変えません。
ボトル対策と並行して、超音波装置の設置を不定期で、かつ短期使用で続けました。
半年ぐらいたったところで、ほぼ置き土産はなくなりました。
番外編:犬を飼う
これは誰でもできることではありません。
ちょうどその頃、我が家で犬を飼おうかという話になり、野良猫のフン対策のことは気にも留めてなかったのですが、犬を飼うことにしました。
するとどうでしょう。
野良猫が敷地に入ってきただけで、犬がリビングのドアまで近づき、ワンワン吠えるようになりました。
最初は、何で吠えるの?っていう感じで私たちが疑問に思っていたのですが、犬も自分のテリトリーがあるようで、窓の外に猫が見えると、しきりに吠えるようです。
それからというもの、野良猫自身、この家には犬がいるからと警戒するようになり、うちの敷地にすら入らなくなりました。
お隣さんの敷地は通りますが、うちの敷地には入りません。お隣さんとの境界にフェンスがあり、向こう側は通りますが、うちの敷地に入って、リビング前の庭を通ることはありません。
- 決まった排泄場所に、水を入れたボトルを置く
- 超音波装置を設置
- 犬を飼う(ここまでしなくてもいい)
以上3つの対策で、野良猫のフン害を解決することができました。